MSXテクニカルガイドブック ディスク編


   序文

 ディスクドライブ内蔵機が普及した現在、これを読んでいる皆さんの大部分はディス
ク装置を利用していることと思います。今日ではディスクの使用できない環境が考えら
れなくなっているのと同時に、ソフト開発においてディスクアクセスを避けて通ること
はできません。
 この本は、プログラム開発の際に必要なディスクアクセスに関する情報を利用しやす
くまとめた物です。プログラム開発の際に御活用ください。また、未公開になっている
ディスクドライバ関係の解析資料も併せて掲載しました。こちらは一般的には必要な情
報ではありませんが、ディスクアクセスに関してのさらなる理解の助けとなる事を願い
ます。


   お断わり

 この本は、最低限MSX2テクニカルハンドブックを読者が持っていることを前提に書い
てあり、基本的な内容については省略してある場合があります。それらについては、
MSX2テクニカルハンドブック等を参照して下さい。また、ページ数等の都合により、割
愛した情報もありますので、本書によってわからない部分は各文献を参照して下さい。

 この本の特に第5部では、未公開になっている部分、異機種間で互換性のない部分が
含まれています。そして、これら未公開情報を一般的に配布、販売するソフトで使用す
ることは、絶対に避けるようにしてください。もしこれらの情報を使用した場合、MSXの
最大の特徴である互換性を欠くことになってしまいます。十分御注意下さい。

 独自の解析資料は制作に当たって十分注意していますが、間違いの可能性がないとは
いえませんのでご了承下さい。

 本書の内容を利用したことによるいかなる事態にも当方は一切の責任を負いません。

 なお、この本の制作に当たって株式会社アスキーはまったく関与していません。この
本の内容に関する疑問、質問等はすべて筆者までおねがいします。


      凡例

    本書では以下のような表記を使用する場合があります。


          表記                    意味
      DOS1                    MSX-DOS Ver.1.03以前
      DOS2                    MSX-DOS Ver.2.10以降
      MSX1                    MSX BASIC Ver.1.0を搭載したMSX
      turboR                  MSX TurboR
      Datapack1/2/3           MSX-Datapack Volume 1/2/3
      (XXXXXX,n)              XXXXXXの示すアドレスからnバイトの内容
      (YYYYYY,bn)             YYYYYYの示すアドレスの内容のビットn
      /a/b/c/d/e/f/g/h/       1バイトをビット単位で内容を表示したもの
                              a:ビット7の内容・・・h:ビット0の内容


      参考文献

   MSX2テクニカルハンドブック(アスキー)
   MSXdatapack(アスキー)
   MSXdatapackturboR版(アスキー)
   日本語MSX−DOS2リファレンスマニュアル(アスキー)
   HD Interface ユーザーズマニュアル(アスキー)
   MSXテクニカルデータブック増補改訂版(アスキー)
   MSXテクニカルガイドブック(アスキャット)
   フロッピ・ディスク装置のすべて(CQ出版社)
   プロテクト活用ハンドブック(誠文堂新光社)
   バックアップ活用テクニック(三才ブックス)


※個人的以外の使用および無断転載を禁止します。

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